熊野での筋肉痛と御朱印リベンジを果たし、導かれるようにたどり着いた伊勢の地。
「お伊勢さん」参りは外宮(げくう)から。今回の旅の大きな目的、伊勢神宮の御朱印をいただくため、まずは外宮の参拝からスタートです。



伊勢神宮外宮の石碑と、大鳥居と青空良い感じですね~
朝6時を目指して頑張って起きましたが、トラブルで1時間遅れて7時の到着です(笑)。でも、この時間だからこそ、朝日が差し込む神々しい鳥居の姿に出会えました。ここから、新しい祈りの旅が始まります。

火除橋(ひよけばし)を渡ると、そこはもう神聖な神域。
熊野の深い森とは違う、パッと視界が開けるような開放感がありますね。ザッ、ザッと玉砂利を踏みしめる音が、心地よく響きます。一歩進むごとに、心の中の焦りや雑念が消えていくようです。

参道の途中に広がる、真っ白な砂利の空間。ここは次の遷宮(令和15年)で新しいお社が建つ「御敷地(みしきち)」です。実は、20年に一度すべてを新しくするのには、宮大工さんたちの伝統技術を次の世代へ受け継ぐという大切な意味もあるんだとか。何もないけれど、これから産み出される生命力と職人さんの想いを感じる不思議な場所。この「余白」の美しさは、伊勢神宮ならではですね。

いよいよ、外宮の核心部、正宮(しょうぐう)へ。
頑張って朝早く来たつもりでしたが、朝7時で既にこの賑わい!ゴールデンウィークの伊勢神宮、恐るべしです(笑)。でも、朝日を浴びる茅葺き屋根の美しさは格別。今日ここに来れた感謝を、静かに伝えてきました。

外宮での参拝を終え、いよいよ日本の総氏神様・天照大御神がおられる「内宮(ないくう)」へ。朝7時なら空いているかな……なんて甘い考えは、おはらい町の熱気に見事に打ち砕かれました(笑)。でも、宇治橋を渡ればそこは別世界。清らかな五十鈴川と新緑に癒やされた、内宮の参拝記録です。
内宮へ向かう前に目に入ってきたのが、赤福本店のこの大行列!朝7時過ぎでこの賑わいです。「朝一ならスッと買えるかも」という淡い期待は一瞬で消え去りました(笑)。GWのお伊勢さん、本当に恐るべしです。

気を取り直して、内宮の入り口である宇治橋へ。青空にそびえ立つ立派な大鳥居を見ると、「いよいよだな」と気が引き締まります。橋を渡る人たちのワクワクした空気感が伝わってきて、こちらも自然と足取りが軽くなりました。

入り口にあるご案内の看板。内宮のご祭神は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」です。約2000年も前からこの五十鈴川のほとりに鎮座し、20年に一度の式年遷宮が繰り返されていると思うと、なんだかスケールの大きさにクラクラしてしまいますね。

宇治橋を渡りながら五十鈴川を見下ろすと、川の中に木の柱が並んでいるのが見えます。これは上流から流れてくる流木などから橋を守るためのものだそう。川底の石がはっきり見えるほど、水が透き通っていて綺麗です。

橋を渡りきると、美しい松の木が並ぶ広い玉砂利の参道が続きます。人は多いですが、敷地がとにかく広大なので、ゆったりとした気持ちで歩けます。朝の少しひんやりとした空気が、とても心地いいです。

参道の途中に、パッと目を引く色鮮やかな舞台が設置されていました。これは神様への奉納行事(舞楽など)で使われるものみたいです。新緑の緑の中に、赤や金の装飾がすごく映えていて、思わず見入ってしまいました。

参道の途中には、しっかりとした屋根付きの手水舎(てみずや)もあります。もちろんここでお清めしても良いのですが、内宮ならではの特別な場所があるので、ここはそっと通り過ぎます。

そしてたどり着いたのが、五十鈴川の川岸まで降りられる「御手洗場」。昔からお伊勢参りの人たちは、ここで心身を清めていたそうです。
ひんやりと冷たい清流に手を浸すと、道中の疲れや、心の中のモヤモヤまで綺麗に洗い流されていくようでした。……正宮の石段でしっかり「宝くじ当選」をお願いする煩悩までは、洗い流せなかったみたいですが(笑)。

清らかな五十鈴川でパワーをチャージした後は、いよいよ正宮への石段へ。
今回も外宮と同じく、余白が美しいシンプルな御朱印をいただき、大満足の参拝となりました!

内宮の参拝を終えた後は、妻の「どうしても行きたい!」というリクエストに応えて、すぐ近くにある「猿田彦(さるたひこ)神社」へ向かいました。
ここは物事を良い方向へ導いてくれる「みちひらき」の神様。これからの新しい挑戦に向けて、しっかりパワーをいただきつつ、御朱印もいただいてきた様子を写真と一緒に振り返ります!
内宮から歩いてこられる距離にある猿田彦神社。入り口には立派な石柱と、凛々しい狛犬がお出迎えしてくれます。お天気も良くて、絶好の参拝日和です。

境内に入ると、緑が豊かでとてもスッキリとした空気が流れていました。ふと横を見ると、大きく「朱印所」の看板が!今回の旅の裏テーマでもある「御朱印めぐり」のモチベーションがグッと上がりますね。

ご案内板を読んでみると、猿田彦大神は「全てのことに先駆け、人々を善い方に導く」神様とのこと。これから新しいプロジェクトを始めるときや、人生の岐路に立ったときに、背中をポンと押してくれそうな心強さを感じます。

お参りの前に手水舎(てみずや)へ向かったのですが、柱を見てびっくり!たくさんのシール(千社札)がびっしりと貼られていました。全国からたくさんの人が「道を開きたい」と願いを込めて訪れているのが伝わってきます。

いよいよ本殿へ。重厚感のある立派な木造の造りに、「猿田彦大神」の金の文字が輝いています。妻と一緒に手を合わせ、これからの家族の歩みと、自分の活動の「道がパッと開けるように」と、しっかりお願いしてきました。

猿田彦神社に来たら絶対に見逃せないのが、本殿の正面にある八角形の石「古殿地(こでんち)」です!かつて神殿があった神聖な場所で、自分の干支などを触って祈願すると良いとされています。皆さんが触る場所はツルツルになっていました。もちろん私も、しっかりタッチしてきましたよ。

境内を歩いていると、「たから石」という不思議な形をした石を発見。なんとこれ、宝船の形をしていて、さらに白蛇が乗っているように見えるという、ものすごく縁起の良い石なんです!内宮での「宝くじ当選」の願いを、ここでもちゃっかりダメ押ししておきました(笑)。

ご祈祷の案内板を見てみると、交通安全や厄除けなどと並んで、一番最初に「みちひらき」の文字が。何か新しいことを始めるとき、迷いがあるときは、ここに来てご祈祷を受けるのも良さそうです。

本殿の横の小道は、木漏れ日が優しく差し込んでいて、とても静かで穏やかな空間でした。朱色の柵と緑のコントラストが美しく、心がスッと落ち着く、お気に入りの景色になりました。

最後に朱印所に立ち寄り、無事に猿田彦神社の御朱印をいただきました!力強い筆遣いで書かれた文字を見ると、これから進む道に力強いパワーを分けてもらえた気がします。


金毘羅さんから始まった今回の旅。大本命の伊勢神宮、そして猿田彦神社と、最高の形で「御朱印めぐり」を締めくくることができました。妻のリクエストのおかげで、最高の寄り道になりました!


コメント