ブレーキキャリパー清掃 メンテナンス Triumph Bonneville T120

バイクの【走る・曲がる・止まる】中で最も安全にかかわってくるのが【止まる】のブレーキです。
ブレーキのメンテナンスは非常に重要で、メンテナンス行う場合の知識と専用の工具が数多く必要で敷居が凄く高い感じがします。しかしブレーキのメンテナンスができれば『愛車は自分で整備してるぜ~!』と胸をはって言えてカッコいい思います(笑)。

又、ブレーキのメンテナンス知識があれば何か簡単なメンテナンスの時にブレーキにも気配りができ愛車の状態なども把握しやすくなります。メンテナンス計画も立てやすくなるのでチャレンジしたいと考えています。

ブレーキのメンテナンスは【ブレーキフルード交換・ブレーキパット交換・キャリパー清掃・ブレーキホース交換・ブレーキディスク交換・キャリパーオーバーホール】と非常に沢山ありますので全部自分で行うのは大変だと思いますが、ブレーキメンテナンスの工程はそれぞれが密接しているので1個できれば2個・3個とできるようになる感じがします。

ブレーキのメンテナンスの中でも需要な【ブレーキキャリパー清掃】をチャレンジしていきたいと思います。

ブレーキキャリパー清掃の中で肝心なのは【キャリパーピストンがスムーズに作動】することです。ブレーキキャリパーは長く使っていると、ブレーキダストやタイヤが巻き上げたゴミが付着し、その付着したゴミをそのままにしておくと、ブレーキが軽く効いた状態の【引きずり】やキャリパーピストンの【固着】に繋がります。固着するとバイクを動かせなくなりますので大変なことになります。引きずりもブレーキを若干効かせている状態なので、バイクの取り回しが困難になります。走行中もブレーキが少し効いてる状態なので、ブレーキパットやブレーキディスクを摩耗させる原因になります。

どちらの症状もバイクを楽しく運転する障害になりますし、事故や故障に繋がりますのでメンテナンスをしたいと思います。ブレーキキャリパー清掃する時には合わせてブレーキパットの交換やブレーキフルード交換を合わせて行えば面倒なメンテナンスも一度で済んでしまうのでお勧めです。

目次

ブレーキキャリパー清掃 メンテナンス 事前準備

・ブレーキキャリパー清掃の頻度と工賃目安(HPより)
キャリパー清掃  10,000km
フロント【2輪館工賃:3,000+税】           【バイク屋6,000+税】
リア 【2輪館工賃:1,500+税】           【バイク屋3,000+税】

ブレーキホース交換   30,000km or 4年
フロント【2輪館工賃:5,500+税】【ナップス工賃:5,500+税】
リア 【2輪館工賃:3,500+税】【ナップス工賃:3,500+税】

ブレーキディスク交換  30,000km~50,000km
フロント【2輪館工賃:5,500+税】【ナップス工賃:4,000+税】
リア 【2輪館工賃:3,500+税】【ナップス工賃:2,800+税】

ブレーキマスターO/H    40,000km or 4年
  【2輪館工賃:5,5000+税】

ブレーキキャリパーO/H   40,000km or 4年
フロント【2輪館工賃:11,000+税】           【バイク屋:12,000+税】
リア 【2輪館工賃:5,5000+税】  

ブレーキパット交換  10,00km or 2mm以下
フロント【2輪館工賃:3,000+税】【ナップス工賃:3,600+税】【バイク屋:7,200+税】
リア 【2輪館工賃:1,500+税】【ナップス工賃:1,800+税】【バイク屋:3,600+税】

ブレーキフルード交換  10,000km or 2年毎
フロント【2輪館工賃:3,000+税】【ナップス工賃:3,000+税】【バイク屋:4,500+税】
リア 【2輪館工賃:1,500+税】【ナップス工賃:1,500+税】【バイク屋:3,000+税】

BONNEVILLE T120 愛車情報

ブレーキフルード適合規格 DOT 4
ブリーダー口径        ****未確認****
ブリーダーボルト口径   M8
Triumph Bonneville T120 基本スペック

※ネットで情報を集めたものです。まだ愛車に使用していない用品もありますのでご注意願います。

必要な道具

ブレーキキャリパー ピストン プライヤー

ブレーキキャリパー ピストン プライヤー
(STRAIGHT/ストレート) ブレーキピストンロッキングプライヤー 19-9870
評判もソコソコですしロッキング機能がついているので、こちらを購入しました。
※ロッキング機能があるのでロックすればピストンを引っ張るのに専念できるから良い感じです。

ブレーキキャリパー ピストン 戻し工具

安い商品も沢山ありましたが、バイク用ではないんですよね。軽自動車用等がバイクに使えるみたいですが、車よりはキャリパーが小さいので購入しても使えない可能性があります。高いけどバイク用の購入を考えています。
※バイク用で軸が細いからピストン部分に工具がハマってピストンを同時に押しやすいですね。

シリコングリス・ラバーグリス

ピストンはゴム製のピストンシールでブレーキフルードが漏れないよう密閉されているので、このゴムを傷めない素材のグリスを使用する必要があります。
ブレーキキャリパー清掃後にピストンに塗るラバーグリスです。書籍ではシリコングリスを推奨している場合もあります。ラバーグリスが無かったりこだわりが無ければ、ゴム製に良いシリコングリスでも大丈夫です。

こうしてみ見るとシリコングリスだけでも良さそうな感じです。ラバーグリスもあれば良いかな~
ケミカルや工具の連日購入で金額が加算でいるので先にシリコングリスを購入してからラバーグリスの購入してみようと思います。

その後色々調べたり使用した感じでピストンはラバーグリス(ZOIL)それ以外はシリコングリス(ワコーズSSG)にしています。

【キャリパーピストン】ラバーグリス(ZOIL)・シリコングリス(ワコーズSSG)
【ブレーキパッドの裏】シリコングリス(ワコーズSSG)・パッドグリス(代用OK)
【浮動式キャリパーのスライドピン】シリコングリス(ワコーズSSG)・ラバーグリス(代用OK)
【パッドピン・パッドスプリング】シリコングリス(ワコーズSSG)・パッドグリス(代用OK)

工具類
あると便利なもの

パーツクリーナー、ブレーキクリーナー、

結構良く使うので家でも多めにストックしています。

ウェス

これも良く使いますので家で在庫しています。無い時にはキッチンペーパー使うので良く怒られます・・・

小さなブラシ(使用済み歯ブラシでも可)

使い古しの歯ブラシを取っておけば、わざわざ買う必要ありません。無くてホームセンターでナイロンブラシを購入したけど結局ブラシが開いてきてしまうので勿体ないかも。

コンパウンド

キャリパーメンテのたびにパッドピンやキャリパーピストンを磨いているので良く使います。こまめに毎回やればそんなに手間が掛かりません。

スレッドコンパウンド

パッドピンやキャリパー取付ボルトを組付ける時に使います。ちょこっと付ければ良いので1本あれば相当使えます。これ使ってボルトが取れない事は今のところ一度もありません。これを塗ってボルトを締める時は規定トルクで締めるとオーバートルクになるので私は80%程度のトルクで締めています。

スレッドコンパウンドなら締め付けトルクを変えなくても良い話もありますが、80%トルクで緩んでたこと無いので私はそうしています。

ブレーキキャリパー清掃 の仕方

ブレーキキャリパー清掃 動画

ブレーキキャリパー清掃 動画です。見ていると凄く簡単にしているので私にもできそな感じがします。



ブレーキキャリパーのオーバーホール動画です。ここまでやるならバイクショップにお願いしたほうがいい気もしますが、勉強用に乗せておきます。

BONNEVILLE  の動画ですを探しましたが見つかりませんでした・・・

ブレーキキャリパー清掃 手順

38歳からのトライアンフ・ボンネビル こちらの方のブログは凄く解りやすいです。同じBONNEVILLEなので参考になります。

キャリパーを車体から外す

キャリパーをフォークから外す前に、パッドを止めているピンボルトを緩めておく

・キャリパーをとめているボルトを外して車体からキャリパーを外す。

・パッドピンを抜いてブレーキパッドを取り出す。
【注意】ブレーキパッドを外す時にパッドスプリング・パッドシム(ブレーキパッド裏に付いてる)を戻す時の為に写真を撮っておくとよい。戻し方が解らなくなって大変でした。。。

部品を洗浄しておく

・パッドピン、パッドスプリング、パッドシムなどの部品は洗浄しておく。
【注意】パッドピンの摩耗状態は確認しておく。

パッドピンはパッドが触れている部分に段差が無いことの確認が必要。歪みや段差があるとブレーキの作動に影響します。段差が無ければ良いが、段差があるとブレーキパッドがスムーズに動かなくなっるので段差がある場合は新品に交換が必要です。汚れの後も中々とれないし、段差ができないように毎回コンパウンドでパッドピンを磨くことにしました。

キャリパー、ピストン掃除と点検をする

・キャリパー、ピストンを台所中性洗剤と歯ブラシでジャブジャブ洗う。
【注意】ブレーキホースを繋いだ状態で作業するときには作業中ブレーキレバーにはさわらない。

・ピストンプライヤでピストンを回して裏側もジャブジャブ洗う。
【注意】ピストンを引っ張り出す時、ピストンを全部抜かないように慎重にやります。ストッパー等無いので引っ張ると抜けてしまいます。ピストンが抜けてしまうとブレーキオイルが出てきます。ピストンの引き出し量に注意

・ピストンを引き出して境目の汚れが硬化している表面がザラついている部分を金属コンパウンドで磨きます。
【ポイント】ウェスを使わず自分の指で直接やると、細かいチリや段差を指で感じ磨けている具合を確認できます。指でピストンを押しも出せる程度になればOKです。

・ピストンのモミだし作業を行う。
※モミだし作業はやらないほうが良いという書籍もあります。やるとピストン回りのシールを痛めるし、やらないとキャリパーピストンの固着を緩和できないので私はやろうと考えています。

ピストンのモミだし作業はブレーキレバーを握り少しずつピストンを出します。キャリパーピストンにラバーグリスかシリコングリスを塗布し、キャリパー内を出し入れさせます。キャリパーピストンとシール間の潤滑を行いブレーキのフィーリングが向上する等のメリットがあります。
※グリスをぬり過ぎてハミ出てしまうとグリースが逆に汚れを寄せてしまうので注意しハミ出た分はウエスで拭き取って下さい。

※動画ではブレーキフルードを使用していますが少しでもピントンシールに負担を掛けないようにしたいのでラバーグリスかシリコングリスを推奨。私はピストン部分はメタルラバーを使うことにしました。

ブレーキキャリパーの組み立て

分解したパーツをもとに戻していきます。グリスアップしながら部品を組み立てていきます。
グリスは調べたらこんな形で使い分けると良いそうです。

【キャリパーピストン】ラバーグリス、シリコングリス
【ブレーキパッドの裏】パッドグリス、シリコングリス
【浮動式キャリパーのスライドピン】シリコングリス、ラバーグリス
【パッドピン・パッドスプリング】シリコングリス、パッドグリス(パッドピンのネジ部のみスレッドコンパウンド)
【パッドピンカバー】かじり防止用コンパウンド(ワコーズ THC スレッドコンパウンド チューブ 超耐熱潤滑剤(焼付き防止剤) V170 )

パッドピンが外すのに苦労している動画を見たのでスレッドコンパウンドをネジ部に塗ることにしました。

フロントブレーキキャリパー 指定トルク

リアブレーキキャリパー 指定トルク

フロント21Nmなのにリア40Nm??と思いましたが締めたらボルトが舐めました。使っている工具が悪いのかな・・・パッドピンの18NmのHEXも舐めたし、泣きそう・・・

作業完了確認

組み立てが終わったらブレーキエア抜きのエア抜き作業をします。レバーを握る、離すを繰り返し何回かやってくるとだんだん硬くなってきますので硬くなったら作業終了です。

ブレーキは重要保安部品なので作業が終ったら極低速で試運転を行いブレーキが作動するか確認してください。最初の1~2タッチはブレーキが利きにくいので極低速で段々ブレーキのアタリがでてきます。スピードを出したら危ないですし、このような確認作業は極低速のほうが確認しやすいです。

やはりブレーキのメンテナンスは【ブレーキフルード交換・ブレーキパット交換・キャリパー清掃】を1セットとして行うほうが一度で済んでよい気がします。

困ったらバイクショップにお願いをする。

メンテナンスが苦手な人は交換手順をみて不安に感じる人もいると思います。私もその一人でした(笑)なんとか自分でメンテナンスしたいという気持ちがあったので、ちょこちょこ道具を揃えながら動画をみたりバイクショップの作業を見たりしていたら不安が少なくなりました。

メンテナンスが苦手な人は良くわからなかったりと、メンテナンスを怠ってしまう要因もあると思います。メンテナンスはバイクにとっても重要です。メンテナンスを怠ると事故や遠方での故障に繋がります。不安があるのであればバイクショップへ依頼して愛車を快適な状態で維持しツーリング等を楽しみましょう。

※自分のバイクを整備するための忘記録的な意味で書いていますので一部他のバイクで合わない部分などあると思いますが、整備初心者の素人が作成していますのでお許し願います。完璧を求める方は他に素晴らしい整備記録のHPがありますのでそちらをご参考願います。

自分の愛車を整備したら写真や困ったことなどUPしていきたいと考えています。

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この記事を書いた人

人生を楽しむために色々な事を始めてみようと考えています。日々楽んで曇空の人生を晴れに変えます。

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